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先日、山梨県にある「宝珠寺」というところに行き、1泊2日で禅を体験してきました。

禅というと堅苦しいイメージがありますが、今回行ったお寺の和尚さんがとても話し好きで、親しみやすくあまり堅苦しく感じませんでした。
その研修についてレポートします。

朝の7時30分に新宿を出発。
山梨県に入って目的地近くのパーキングエリアで記念写真にちょうどいいはめ込みがあったので、写真撮影しました。

終始和やかな雰囲気のまま、目的地である「宝珠寺」に到着。

和尚さんにご挨拶をして、早速禅をするための格好に着替えました。
今回は体験のため、特に堅苦しい格好ではなく、スポーツウェアです。

和尚さんからはまず「禅」とは何かという講義を受けました。
そして座禅をするまでの準備やその用語なども教わりました。
ただ座ればいいというものではなく、それまでにいろいろと準備が必要になります。
それを書くだけで相当スペースを消費してしまうので、省略させていただきます。

講義を受けた後は実践です。

禅をするための部屋に行き、それぞれ決められた場所に、教えてもらったように座りました。
座禅にもいろいろやり方がありますが、こちらのお寺では壁に向かって座ります。

数息観(すうそくかん)というものを行います。
数息観(すうそくかん)とは静かに音を立てずに吸い、ゆっくり吐く。これで一呼吸。それを10まで数えてまた1に戻るということを数えながら冥想状態に入ってゆくことです。

ただ10数えるだけなのですが、意外と難しいです。
数えるだけならできるのですが、一緒に雑念も出てきてしまうのです。
純粋に10まで数える難しさを知りました。

20分ほど座禅をし、また講義となりました。
再び禅の世界についてです。

そして講義を受けた後はまた座禅をしました。

お昼を食べた後は、場所を宿泊施設である南アルプス温泉ロッジへと移しました。

こちらでもまず講義からです。
講義を受ける度に、禅に対してどんどん興味を持っていきました。
私はもとよりこういうことに興味があったので、聞けば聞くほど、体験すればするほどワクワクしました。

講義、座禅、講義、座禅といった感じで繰り返されました。

夜6時に夕食です。
菜の花の天ぷらがとても美味しく、また春を感じられて嬉しかったです。

夕食の後も座禅と講義をしました。

その後は温泉にゆったりと浸かり、1日の疲れをほぐしました。

入浴後に1杯ビールを飲んだのは秘密です(笑)

翌朝6時に起床し、6時30分から座禅をしました。

そして7時30分に朝食。
お米がとても美味しいです。

朝食の後は茶話会をしました。

座禅研修を振り返る総まとめです。

座禅をしながら考えた「人はなんのために生まれてきたのか」ということを発表し合いました。

そして9時30分にチェックアウト。

座禅研修会の終了です。

座禅座禅と座禅ばかりの研修でしたが、意外と時間の経つのが早く感じられました。
早く感じられたというか、長く感じられたというか、1泊2日だったのに1ヶ月近く経っているような錯覚を覚えました。

座禅をすることで潜在意識の中に飛び込んでいきます。

潜在意識の中では時間の感覚というものがないので、それで時間感覚がおかしくなったのかもしれません。

最近、ここまで集中して自分を見つめなおすということがなかったので、とても心が落ち着きました。

また、自分の信念、理念というものも発見できました。

非常に貴重な体験ができて、禅体験をするよいきっかけとなる研修に参加できたことを喜ばしく思います。