苺狩り
農事組合情報
農事組合名 | 農事組合 法人島田 | 代表者名 | 荻原正 |
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地域 | 千葉県八千代市 | 郵便番号 | 276-0005 |
住所 | 千葉県八千代市島田402 | TEL | 047-488-1393 |
組合員数 | Unknown | 設立 | 平成17年3月 |
URL | http://agri-shimada.com/ | ||
yosinaga@support.email.ne.jp | |||
主要生産物 | 苺、菜花、ブルーベリー、じゃが芋、さつまいも、枝豆など | 年間生産高 | Unknown |
収穫時期 | 苺、菜花・・・春 ブルーベリー・・・夏 じゃが芋、さつまいも、枝豆・・・秋 |
連携組合 | Unknown |
郷土料理 | Unknown | 郷土由縁 | Unknown |
秘蔵レシピ | Unknown | ||
お祭り情報 | Unknown | イベント | 年間を通して、体験イベントを開催 |
理念・モットー | 年間を通した米作り体験等の消費者の方々との交流をとおして、私たち生産者の顔が見える安心でおいしい農産物をご提供させていただくために努力してまいります。 |
レポーター感想
作成日 | 2008/2/9 | レポーター | 山田篤志 |
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先日の土曜日、苺狩りに行ってきました。
場所は千葉県八千代市。
天気予報は雪でしたが、私たちが苺狩りを他の新手いる間は雪が降ることがありませんでした。
訪れた場所は農事組合法人島田さんです。
ここでは1月中旬~4月中旬にかけて苺狩りが開催されています。
時期によって参加料金が以下のように異なります。
開始日~2月29日まで 1,400円(税込)
3月1日~4月9日まで 1,050円(税込)
4月10日~終了日まで 1,050円(税込) この期間は、お土産が1パック付きます。
取り扱っている品種は品種は「ふさの香」「さちの香」「あきひめ」「べにほっぺ」でした。
人気があるのは甘みのある「あきひめ」だそうです。
ふさの香は説明書きにも書いてある通り、甘み酸味香りのバランスが良いです。
しかしそれゆえに優等生過ぎて、これといった特徴がない感じでした。
美味しいのだけど、何かパンチのないそんな感じ。
ドラえもんでいう出来杉くんのような存在。
紅ほっぺは瑞々しさが特徴です。甘みもあります。酸味は弱め。
若干粒が小粒の傾向でした。
さちの香は九州の方でよく作られる品種とのこと。
作るには電照を使うことが多いのですが、こちらではホルモン剤のみの使用で作ってみたところうまくいったとのことです。
うまくいくのは非常に珍しいことらしいです。
酸味が若干目立ち、昔懐かしい力強い味わいを感じます。
個人的には一番好きでした。
あき姫は香りと甘みが一番強く感じられるものでした。
とにかく糖度が強く感じられ、食べた瞬間「あまっ!」って感想を漏らしてしまうほどです。
苺は複数のつるに別れているものではなく、1本のつるに1個の苺がなっているものが一番美味しく食べられます。
それを「ファースト」というようです。
いろいろなお話を伺いました。
こちらでは一年を通して、四季に関連したイベントを開催してます。
春であれば苺狩りや菜花の収穫。
夏であればブルーベリーのつみ取り。
秋であれば芋掘りや枝豆などです。
年間を通した米作り体験等の消費者の方々との交流を通して、生産者の顔が見える安心でおいしい農産物をご提供させていただくために努力することをモットーとしているそうです。
自分たちの手で獲った物を買ってもらったり、食べてもらったりすることで食べ物のできるまでの仕組みや大切さを学んでもらうことが目的だそうです。
こうした活動は今年から始めたばかりだそうで、多少手探りでやっているところもあるようです。
夏は暑いから、ブドウとかを栽培して、そこに日陰スペースを設けることで休憩場所としたいともお話ししてくれました。
この法人島田さんの今年の苺狩りのテーマは「4種類の苺の味の違いを楽しんでもらう」というものでした。
当然のことですが、1つのハウスで4種類の苺を作るのは大変なことです。温度管理がとても大変で、本当ならあきひめはもっと堅い食感にしたいそうですが、温度管理の問題でそれができないのだそうです。
また水をあげると2~3日後に味が薄くなるので、お客さんがたくさん訪れる土日を避け、月曜日に水をあげるそうです。
土にテンションメーターというのを設置して、それで水分量をはかるそうです。
苺の受粉は蜂に任せているとのことでした。
蜂に任せるようにしてから、苺が丸くなったと語ってくれました。
苺のハウスでは苺以外のものは栽培しないとのことでした。
肥料は有機堆肥を使っているとのことです。
消費者は多少高くてもやはり安心を選ぶとのこと。
昨今、食の安全性を求められているので、この考え方はとても大切なことだと思いました。
たくさん食べて、たくさんお話を伺って、そしていっぱい写真も撮って、たくさんの楽しみを得た1日でした。